シャルル・ド・ゴール国際空港へ出発
昨夜はホテルへ戻ったのが夜11時近かったせいか、ホテルのフロントに誰もいなくて自動ドアが開かないなんてことがありました(入口横の呼び鈴を押しまくったらすぐに夜勤のお兄さんが出てきてドアを開けてくれましたが…夕食でも食べてたのか?😅)。そんなゆるーいパリの日々ともついにお別れ。
ロンドンのロイヤルナショナルホテルはカードキーだったので、玄関ホールに設置された箱にカードキーを放り込むだけでチェックアウトOKだったのですが、パリのホテルハバナオペラは昔ながらのシリンダーキー(しかもちょっとした鈍器なみに重い)なので、チェックアウトのときはフロントに鍵を返します。
フロントのおじさんに「Thank you for everything!」とお礼を言って出発。こういう古風な感じもなかなかいいものですね😊
実際のところ、このホテルは日本人に人気があるみたいで、私達以外にも2、3組の日本人客を見かけましたし、エレベーターには各部屋のデポジットボックスについて日本語で説明している紙が貼られています。もしかすると、以前は日本人(あるいは日本語を話せるスタッフ)がおられたのかもしれません…🤔
Cadet駅のアール・ヌーヴォー調の看板ともお別れです。
ところで、今回の旅行ではパリの治安がとにかく懸念材料でした。オリンピックが終わってしばらく経っているとはいえ、やっぱりスリ・置き引きの類は多いだろうし、いきなりナイフを突きつけるような強引なやつに遭遇したらイヤだなぁとか…ぐるぐる考えてました😱
なので、ネットの情報をもとにスキミング防止の薄型ウェストポーチを買い、クレカなどの出し入れも最低限にしたほうがいいだろうと、出発前、オンラインでメトロの切符を買えるというイル・ド・フランス・アプリ(とナビゴーアプリ。2つは連携しているので、イル・ド・フランスアプリで切符を買うにはナビゴーアプリが必須です)と、交通機関のストなど最悪の場合に備えてタクシーも使えるようUberアプリをスマホにインストールしておきました。
しかし!結果から言うと、いずれのアプリも出番はありませんでした😅
まず、イル・ド・フランスアプリではパリ市内のメトロの切符は買えるけど、MLV Chessyまでの切符が買えませんでした。もしかすると他の交通機関アプリなら買えたかもしれないけど…とにかくパリの交通網についてはアプリがたくさんありすぎてややこしく、「このアプリひとつでオールOK!」というものはないという印象を受けました。
また、Uberも、メトロの雰囲気があまりに悪かったら、Auber駅から使うことがあるかもと思ってましたが、オペラ駅~Cadet駅間はホテルも観光客も多いせいか、メトロの駅も車内も夜11時くらいならまだまだにぎやかでしたし、Cadet駅前も夜遅くまで若い人たちが歌ったり騒ぐ声が聞こえてました(夫が言うには、午前0時ごろ、YMCAを歌う声が聞こえてたとか😂)。
ま、私が終始夫と二人連れだったから、危険を感じなかっただけかもしれません…Auber~オペラ間の地下通路には、路上生活者の姿もちらほらありましたし、自分一人だったら、ちょっと怖いなと思ったかも🤔
さて、話を空港までの移動にもどしましょう。
使える公共交通は2つ。オペラ駅前から出ているCDG空港直通のROISSY(ロワシー)バスか、治安がよろしくない(という噂の)RER B線を使うか。
出発時、私は悩んでいました…イル・ド・フランスアプリでもロワシーバスのチケットは買えるみたいですが、果たしてこれがほんとに正しいのかどうかがわからない(なにせ初心者なので)。バス停にチケット販売機はあるらしいけど、見つけられなかったらどうしよう…😔
溺れるものはメトロの駅のインフォメーションでCDG空港へ行きたいのだがと尋ねました。が!「ロワシーバスで」の一言を忘れたために、鉄路のチケットを購入してしまったのでした…😑もちろん、ロワシーバスの運転手さんには「このチケットでは乗れません」と言われましたとも😭(そしてロワシーバスのチケット販売機はバス停の歩道上にありました…これでもかというくらい見逃しようのない場所に😭)
しょーがないので雨の中(この日も雨天。パリは連日雨)オペラ駅へ取って返し、またもやインフォメーションで、買った切符を見せて「これでCDG空港へ行けるだろうか?行くとしたらどう行けばいいのか?」と尋ねました。
インフォメーションのおじさんは言いました。この切符で大丈夫だ。オペラから一駅のChatelet Les Halles駅(シャトレ・レザール、通称シャトレ)でRER Bに乗り換えなさい、と。
やっぱりチケット代を無駄にしたくないなら、それしかないよね~。
というわけで、RER B線でCDG空港へ向かうことになったわけです…😑
で、問題のB線ですが、A線に比べると駅構内は多少古くて薄暗い感じはしたものの、スーツケースを転がしている旅行客は他にもいるし、車内の雰囲気もごく普通でした。ただ、乗客はA線ほど多くはなくて、空席が多いという印象。でかいスーツケースを持ってる我々には、空いた車内はありがたかったですが、これが夜とかだと、人の少なさはやっぱりちょっと怖いと思ったかもです🤔
パリの鉄道は基本、各停なのですが、私達が乗ったCDG空港行きはどういうわけか途中の駅をかなりすっ飛ばして運行。そして途中、なにもないところで停止。
信号待ちにしては長いな~と思っていると、何やら警察みたいな黒い防弾チョッキを身に着けた物々しい人たちがやってきました。
え、なんか事件?😰
違います。実はパリの鉄道ではときどき抜き打ちでキセル乗車チェックがあるのです。噂には聞いてたけど、まさか自分が遭遇するとは!もちろん、私達のチケットは問題ありませんでした。ただ、同じ車両の前のほうでは、どうやら罰金を払わされているらしい男性の姿がありましたが…😅
たぶん20分くらい停車してたのかな?その後はとくに問題なく、CDG空港に到着しました。で、さらにここから私達が出発する第一ターミナルまでは、空港内をぐるぐる走っているCDGVALという無料シャトル電車で移動。この電車、座席はありません。すぐに着くから、座る間もないけどね。
夫はキセルチェックの停車時間にぷんすか文句を言ってましたが、16時25分の飛行機には十分以上に間に合うことができたので、結果としては鉄路を使ってよかったと私は思いました。悪名高い?B線に乗るという貴重な経験もできたし😂
CDG空港~帰国
行きは有人カウンターでチェックインでしたが、帰りは無人機でチェックイン。出てきた搭乗券はレシートみたいな頼りない感じのペラペラの紙(行きは厚紙だったのに)。搭乗券といっしょに預け入れ荷物に付けるバゲージクレームタグも発券されますので、それを持って荷物を預けに行きます。
パスポートチェックと手荷物チェックが終わったらあとは搭乗までやることないので、空港内のカフェで飲み物だけ頼んでぼーっとしてました😶
コインランドリーのために崩した小銭を使い切るため、カフェで頼んだ飲み物。レモンティーを頼んだはずなのになぜか出てきたピーチティー。美味しかったからまあよし😂
帰宅してからウェストポーチをさらったら、すみっこからイギリスの1シリング硬貨と20ユーロシリング硬貨(0.2ユーロだから30円くらい?)が出てきました。ありゃ…この先使うことあるかなぁ?😅
帰りの飛行機もまたもやヘッドレストとの戦い😓しかもドーハ~関空間の座席はリクライニングが壊れてました。なんたる不運!そんなことある…?😫
ちなみに乗った機種はAirbusA350-900で、CDG~ドーハ間で乗ったBoeing777-300ERより新しい感じだったのに…(Boeing777-300ERは行きも乗りましたが、座席の読書灯が点かなかった😅)
しかたないので座席と背中の間に手荷物のリュックを置いて、クッション代わりに(シートベルトサインが出たときは床に置きました)。
帰りの飛行機では機内モニターで大好きなマーベル映画を見てました。シャン・チーとガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3。GoG3はフライト中に全部見終わることができなかったので、これからディズニー+で続きを見るつもりです😄
機内食は帰りも美味しかった!夫はうなぎが出てご満悦でした😂
そういえば、機内で眠るときのためにアイマスクと耳栓を100円ショップで買っていきましたが、結局使わなかったなぁ🤔同じく100円ショップで買っておいた携帯スリッパはとても役に立ちました。機内でもホテルでも。日本のホテルはたいてい「消毒済み」って書いたスリッパが人数分用意されてますが、あれは日本ならではだったんだ~と思い知りました😅
受託荷物を受け取ったら、税関へ。
私達は関税がかかるようなものは買ったりしてませんでしたが、関空ではないなら「ない」と申請しないと税関を通れないので、黄色い書類を書いて通過。
モバイルWiFiを返却したら、空港での用事は終了です。
空港に着くとその国ならではの匂いがする、という話を聞いたことがありますが、ハマド空港もヒースロー空港も免税店の香水の匂いしかしませんでした😂ただ、関空は、空港の建物に入った瞬間、うどんのようなおだしの匂いがほのかにして、噂は本当だったんだなと思いました😂
時差ボケですが、機内でなるべく眠るようにしていたし、帰国した日も疲れてすぐ就寝したので、あまり感じませんでしたね🤔
ただ、スマホのロック画面に表示される時刻が、日本時間に設定し直したあともなぜかずっとパリ時間だったのは困りました。再起動したら直りましたけど😅
夫は硬水のせいかじんましんに悩まされたりしましたが、二人とも大きく体調を崩すこともなく、大きなトラブルなく旅を終えることができて本当によかったです😄
これにて我が家のロンドン・パリ旅行記は終了。
ここまで読んで下さってありがとうございました!🙏😆
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