2023年12月29日金曜日

冬ディズニー2023・三日目

 楽しい旅も、早や最終日でございます。


三日目はランド。入園してすぐにマジミュ一回目公演の自由席狙いで行ったら、すでに満席で受付終了してました💦

ま、到着したのが開演10分前ともなればそうでしょうとも…。

でも、旅の朝くらいホテルでゆっくりしたいですよね(;´Д`)

それに、我々にはまだクラブマウスビート一回目公演がある(`・ω・´)シャキーン

そんなわけでショーベースへ。こちらも一回目は全席自由席です。

開演まで時間があったので、余裕で良い席が取れました(๑•̀ㅂ•́)و✧✨

クラビ開演待ちのあいだにマジミュ二回目公演のエントリーをしたところ、私だけ当選✨

喜んだのもつかの間、よく考えたらマジミュ二回目開演時間が、これから見るクラビ終了から15分後!

なんかこういう展開、一日目にもあったような…(;´Д`)

めちゃめちゃデジャヴを感じながら、クラビ終了後、フォレストシアターへ駆け足~!は、できないので、できるだけ早足で移動しましたε≡≡ヘ( ´Д`)ノ

この三日間は平日と思えないほどの混雑だったので、走りたくても物理的に不可能でしたけどね…。


取れた席はこんな感じ。またもや端っこ。しかも後方。

着席した瞬間、「これ、二階席(自由席)のほうがいいのでは…?」と一瞬思いましたが、せっかく取れた席なので、座って鑑賞しましたとも。

後方だけど、やはり端っこ席は隣の人を気にせず肘掛けを使えて快適でした。そしてやはり見通しがいい(о´∀`о)

マジミュは何と言っても、ラプンツェルとシンデレラとジャスミンの三人揃い踏みの場面と、ヴィランズ乱入場面、そしてラストのミニーちゃんの早変わりが個人的クライマックスです(о´∀`о)

マジミュ鑑賞後はハモカラの場所取りをしてほしいという司令が夫からLINEで届いたので、パレードルートに沿って移動して最前を確保。



ハモカラが終わったら、少し早いですが私は一足先に帰阪のためパークを出ました。

いつも通り、夫と子供は居残り組。


フロート最後尾のドナルドがいい感じに手を振ってくれました(о´∀`о)

また来年~!(^_^)/~

末尾になりましたが、我が家の定宿であるホテルエミオン東京ベイのスタッフの皆様、お世話になりました🙏

パークを運営してくださるキャストの皆様、ありがとうございます🙏

そして、日夜時間通りの運行に努めてくださっている鉄道関係者の皆様、毎日本当にお疲れ様です🙏

私がうっかり落としてしまった切符を届けてくださった客室乗務員さん、おかげで旅を無事に終えることができました。ありがとうございました🙏🙏


※追記(’23.12.30)

今回の旅行で、気づいたディズニーのシステム変更点。

我が家は基本、公式発行のeチケットではなく、旅行会社発行の紙チケット(A4用紙にQRコードが印刷されたもの)を使って入園しています。

以前はエントリーに当選してショー会場に入る際、アプリ画面か紙チケットいずれかのQRコードで入場できたのですが、今回は「アプリ画面のQRコードがないと入れません」とキャストさんから注意され、慌ててアプリを立ち上げる、ということがありました💦

また、プライオリティ・シーティングで予約したレストランの受付時も、以前はキャストさんに予約した時間と名前を告げるだけでOKだったのが、今回は「アプリ画面の予約時間を見せてください」と言われました。

ちょっとしたことですが、パークではいよいよスマホがないと詰む時代が来たな…と思ったできごとでした😅

二日目に戻る

冬ディズニー2023・二日目

 

ディズニー旅行二日目もいい天気~(о´∀`о)

今回の旅行は三日間好天に恵まれて、本当にラッキーでした。

二日目はシーへ入園。入ったらすぐ、ブロードウェイ・シアターへ向かいます。

ビッグバンドビートの第一回公演は全席自由席。開演時間が押していたため、ドセンは無理でしたが、前から数列目というかなり良い席で、家族並んで鑑賞することができました。

BBB鑑賞後はアトラクめぐり。

エレクトリック・レールウェイでポートディスカバリーへ向かい、その後は徒歩でロストリバーデルタ→アラビアンコースト→マーメイドラグーン→ミステリアスアイランド、そしてレストラン櫻の予約時間が迫ってきたのでアメリカンウォーターフロント、というコースをたどりました。


アラビアンコーストで、夫がお腹が減ったというので久しぶりにカスバ・フードコートで休憩。そのついでに撮影しました(о´∀`о)


↑はミステリアスアイランド、海底二万哩のスタンバイ中に撮影。ネモ船長のラボ。

一日目のランドでも思ったのは、平日なのに人多い!ってこと。

冬休みだから当たり前か…?🤔

でも、この時期ってクリスマスとお正月の狭間だし、もっと空いてると思ってたんだけどな~。少々アテが外れてしまいましたね(;´∀`)

夕食後は夜のハーバーショー、ビリーブ!の場所取り。

今回はリドアイルそばの橋の上で立ち見だったのですが、直ぐ側にポップコーンスタンドがあって、とてもいい匂いが…🤤

待ち時間のあいだに誘惑に負けて買ってしまいました。美味しかったです…(๑´ڡ`๑)

それにしても今回の旅行は三日ともいい天気ではあるものの気温はさほど上がらず、この日の夜もかなり寒くて、屋外ショーの鑑賞はちとつらいものがありましたね(;´Д`)

ビリーブ!は、ホテルミラコスタの壁面にプロジェクションマッピングを使った映像が投影されたり、水上のバージだけでなくエリア全体を使ったショーなので、ポンテベッキオとか高いところから見ると壮観で感動的なのですが…

いかんせん、キャラたちはホテル側の客席に向かって手を振りがちなんですよね…ま、確かにそっちのほうが圧倒的に人は多いもんね…

ビリーブ!鑑賞後、前回はソアリンに行ってみたらすでにラインカット後で待機列に入れず、急いでトイ・ストーリー・マニアに取って返したらこちらもすでにラインカット、という虻蜂取らずな苦い経験をしたので、今回はソアリンを捨ててトイ・ストーリー・マニアにしぼりました。

おかげでラインカット前に待機列に入ることができましたヽ(=´▽`=)ノ

ちなみにスタンバイ時間70分(;´∀`)

できたばかりの頃に比べると、短くなったのよね~、これでも。最初の数年は、閉園間際でも120分待ちとか普通でしたからね(;´∀`)

そんなこんなで二日目終了。

三日目へ続きます~

一日目に戻る

2023年12月28日木曜日

冬ディズニー2023・一日目

今回のディズニー旅行、実は出発時にトラブル発生!

なんと、JR在来線が信号機の故障で大幅に遅延。

激混みの電車でもみくちゃになりながら苦労してたどり着いた新幹線プラットフォームでしたが、当然ながら我々が乗るはずだったのぞみちゃんはとっくに出たあと(ノД`)シクシク

仕方ない、自由席にバラバラで座るか…と思っていたら、夫が車掌さんと交渉してくれ、幸い指定席にいくつか空席があり、振替をしてもらえることに。

(まあこう言ってはなんですが、予約してた新幹線に乗れなかったのはJR側の故障のせいですもんね…)

結果、席は多少バラけたものの、スーツケースを置ける座席が取れました!

ヽ(=´▽`=)ノヨカッタ!

窓からはきれいな富士山も見えました✨


その後は順調に舞浜へ到着、本日はランドへ入園。

予定通りならここでランドの昼パレ、ハーモニーカラーズをギリギリ鑑賞できたはずなのですが、そんなわけで見えたのは後半も後半、リメンバー・ミーとかMr.インクレディブルのあたりから。



最後のフロートがミキミニでよかった(о´∀`о)

その後はマジカルミュージックワールドのエントリーに挑戦(`・ω・´)シャキーン

結果、私と子供は当選、夫落選。

しかし!今は自由席があるので、夫は自由席(二階席)へ。

昨年、初めてマジミュを見たとき私は後方のほぼドセンでしたが、今回はこんな感じ。


Cエリア13列18番という席。ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、ステージに向かって右の端っこです。

出入りはしやすいけど、ショーの鑑賞位置としてはどうなのかなと思ったんですが、個人的には前回よりショーがよく見えてよかったです(о´∀`о)

前回はわりと前席の人の頭が気になったんよね…(;´∀`)

そしてショーが終わったらすぐ出られたのもよかった。

なぜなら、実はマジミュ終了の15分後にクリスタル・パレス・レストランの予約時間が迫っていたのです~💦

誰か一人でも先にレストランに到着できたらよかったので、私が一番に到着、キャストさんに事情を話して、受付後、店内ソファでしばらく待たせてもらいました。

クリパレのお食事は相変わらず美味でした(๑´ڡ`๑)

お腹が苦しくても、デザートは別腹です(`・ω・´)シャキーン


リトルグリーンまんに40周年記念のチョコプレートがついたミニケーキは外せませんよね!

お腹がいっぱいになったら、エレクトリカルパレードの場所取り。


ちょうどいい場所にお月さまが出ていて、良い写真が撮れました~😆

エレパ後はアトラクめぐり。

今回、初めて「リメンバー・ミー」が加わった新バージョンのフィルハーマジックを観覧したのですが、ルミエールのセリフとか細かいところがあちこち短くなってたり、アニメーションにも修正が入っていたり、ちょっとした間違い探しをしている気分になりました笑

ワールドコンフェクショナリーでおみやげを買ったら、ホテルへ。

一日目はこんな感じで終了。

二日目へ続きます。

2023年12月6日水曜日

紅蓮の禁呪139話「凍える世界で・六」

 



 脳裏に、紺野家の裏山で龍垓と対峙したときの恐怖が蘇り、竜介は黙り込んだ。
 身体の芯から震えがくるような、恐るべき冷気と力の気配。

 あれが、自分と同じ顕化を持つ者――?

 同じ雷槌(いかづち)を使ってはいるが、戦っているとき、力の方向性が自分のそれとは真逆だと思った。
 この世の全てを闇に葬ろうとするかのような、圧倒的な狂気と憎悪。

「同じ顕化の者でも、お前より何千年も前から生きている、文字通り百戦錬磨の猛者だ」

 朋徳が竜介に向かって言った。

「万に一つも勝ち目はない――今のままでは、な」

 そんなことは言われなくてもわかっている。
 妙な含みのある朋徳の言葉に、竜介が反論しようとしたとき、

「何か策があるなら教えてくれ」

 泰蔵が言った。

「勿体をつけるのは、昔からあんたの悪い癖だぞ」

 朋徳は唇の片端で笑みを作ると、

「彼女の記憶だ」

 と、日可理に視線を投げた。

「わたくしが記憶している龍垓と迦陵の力と技のすべてを、わたくしは竜介さまと泰蔵さまにお渡しする用意がございます」

 竜介と泰蔵は顔を見合わせた。

 黒珠側最強の者たちの、いわば手札すべてが手に入る。

 願ってもないことだ。
 封滅術の完了までどれくらいの時間がかかるかはわからないが、それがあればきっと五分の戦いに持ち込むことはできるだろう。
 二人が是非にと答えると、日可理は立ち上がって移動し、彼らの前に正座した。

「どちらからになさいますか」

 と、彼女が尋ねるので、

「俺から頼む」

 竜介が答えた。

 日可理は頷き、彼に向き直った。

「失礼いたします」

 緊張した様子の竜介の顔に、右手をかざす。
 と、白く輝く法円が現れ、不思議な金属音を立てて回転したかと思うと、次の瞬間、消滅した。

 彼女は泰蔵にも同じ動作を繰り返し、記憶の受け渡しはあっけなく終わった。

 竜介にとっては紅子の意識界で彼女と記憶を共有したときほどの没入感はなく、体験としては何ということもない。

 しかし、龍垓や迦陵の記憶とともに、一族の歴史を――特に黒珠が封滅されて以降の歴史を――黒珠の視点から見ることは、少なからぬ衝撃だった。

 彼の知る限り、白鷺家と紺野家には黒珠封滅後の一族の歴史を記した文書が残されており、竜介たち兄弟は実際に読んだことこそないものの、その中身については大雑把ながら泰蔵から聞かされている。

 文書の始まりは今から二千年ほど前で、最後の記事は約五百年前。

 泰蔵は常々その文書について、ところどころ記事に飛びがあり、辻褄や時系列が合わない、と訝しんでいた。

 ざっと千五百年に渡る記録に抜けや齟齬があるのは、長い時を経てきたせいもあるだろうが、勝者側の理屈で書かれたためという理由もあるようだ。

 記録によれば、黒珠の封印は二度破られ、いずれのときも大災厄をもたらしたそうだが、それは黒珠にとっても同様で、封滅の術に抗うたび、彼らの勢力は削がれていった――

 無限に繰り返される屈辱と、終わらない絶望の中で。


「師匠、大丈夫ですか?」

 鷹彦の声で竜介が我に返ると、術による精神的衝撃からか、畳に片手をついてふらつく上体を支え、もう片方の手で額を押さえている泰蔵がいた。

「大丈夫だ」

 泰蔵は苦笑してそう言うと、夢から覚めたような顔で目を瞬いた。

 龍垓と迦陵の持つ異能、身体能力、彼らの記憶を始めとする内面世界の全て、そして黒珠の力の限界――

 黒珠の歴史とともに、それらすべてが彼の中にあった。

「なるほど……これならあの迦陵とも互角に闘えそうだな」

 やれやれと姿勢を整えると、自分の中の新しい記憶を反芻するように何度もうなずきながら、ひとりごちる。

 それから彼は竜介と目を合わせ、ゆっくりうなずいてみせた。
 同じものを見て、同じことを感じたと知らせるために。

「白鷺家のお二人さんを伺候者に入れるという黄根さんの考えも、今更ながら腑に落ちたよ」

 泰蔵が朋徳を見て言った。

 互いの手の内を知り尽くしたもの同士で戦うなら、力の差で勝敗は見えている。
 が、今の竜介と泰蔵ならば、龍垓と迦陵が彼ら二人について知っていることは、異能だけ。

 圧倒的に有利なはずだ。

 それから彼は日可理に視線を移し、

「もっとも、嬢ちゃんにとっては、恨み重なる相手に自分の手で復讐したいところだろうがな」

 日可理は静かに視線を下げる。

「力及ばずと言われても、刺し違える覚悟でした」

 そう言うと、彼女は袂から二枚の短冊を取り出した。

「自分で使うために作ったものですが、泰蔵さま、よろしければお使いいただけますか?」

「これは?」

 泰蔵がみずみずしい墨跡と日可理の顔とを見比べながら尋ねる。

「わたくしの新しい式鬼、雪華(せっか)と氷華(ひょうか)です。必ずお役に立てるかと」

 複雑な文様が描かれているそれらを見た瞬間、紺野家の面々の脳裏をよぎったのは、結界石に貼られていたあの忌々しい呪符だった。

 鷹彦が何か言いたげに口を開きかけるのを、しかし泰蔵は目顔で制した。

 同じ墨跡でも、その短冊がまとう雰囲気には神聖なものが感じられたからだ。

「ありがとう。もらっておこう」

 泰蔵はにこやかにそう応じて短冊を受け取ると、大事そうに懐中にしまった。

 泰蔵と日可理のやり取りが一段落すると、朋徳が口を開いた。

「奴らは我々の行動を読んでいると考えねばなるまい」

 彼にしては珍しく歯切れの悪い発言だった。
 この老人の恐るべき千里眼をもってしても、黒珠の者たちの動向を知ることは難しいのだ。

 龍垓たちの記憶を知る限り、日可理は彼らにとって完全に捨て駒だった。

 記憶を共有してしまった以上、最期は確実な方法で彼女の命を奪おうと考えていたのが、案に相違して、中途半端に生かしたまま置き去りにしてしまった。

 これは痛恨のミスだ。

 彼らは、自分たちの記憶全てが、己の敵に渡ってしまっただろうことを見越して、封滅術が妨害されたときのための策略を巡らせているだろう。

「小僧」

 朋徳が竜介に向かって言った。

「お前は龍垓の記憶に、雷迎(らいごう)という術があるのを見ただろう」

「え?はい」

 竜介はいきなり尋ねられて、当惑しながら答えた。

「天地の気を操って俺たちの先祖に甚大な被害をもたらした、龍垓だけが使う究極の秘術、ですよね?」

 正直なところ、竜介はこの術に太刀打ちできる気がまったくせず、良策があれば朋徳に尋ねたいと思っていたところだった。

「龍垓だけ、ではない。あれは顕化を持つ者ならば使うことができる」

 朋徳老人は言った。

「つまり、お前も使えるということだ」






※筆者注:挿絵は氷華と雪華のイメージイラストです

※筆者注:挿絵を黄根老人のイメージ画像に差し替えました。(12月13日)

春ディズニー2024・三日目

 楽しい旅行ですが、最終日となりました。 おまけに雨模様☔ この日はマジミュもクラビも一回目公演が午後1時以降。 で、エントリーしてみましたが… 結果、  全 滅  (# ゚Д゚)💢 春休みで混雑してるし土曜日だし、というのはわかりますが、それでも今回、三日間の旅行で  エ ン...