2024年5月14日火曜日

特別!初夏ディズニー2024・一日目

 


いつもは春と冬しか行かない我が家。
なぜなら子供の学校の長期休みで、なおかつ気候がおだやかな時期を選んで行っているからです。
しかし、今は子供が長期留学で不在のため、GW明けでチケットが安い平日、夫婦水入らずでディズニーに行って来ました😁

ごめんよ子供。帰国したらまた一緒に行こうね😂

ちなみに行き先も、いつもは子供の好みに合わせて一日目陸・二日目海・三日目陸、なのですが、今回は我々大人の好みを全面に押し出して、海・海・陸にしました😆

海猛プッシュです🌊✨️

というわけで、舞浜駅に着いたらそのままランド入り、ではなく、リゾラに乗ってシーへ向かいます。🚃

上の写真はランドホテルなのですが、なぜランホの写真かというと、この日のお宿!
…ではもちろんなく。
単に私がランホの中を見てみたかったから😂

夫と子供はランホのシャーウッド・レストランを利用したことがあるのですが、私は入ったことすらなかったので、時間に余裕があるこの機会に見学?してみたかったのです。

ま、知ってるひとは知ってると思いますが、やっぱりオフィシャルホテルは素晴らしかったです!


ランホ見学が終わったら、リゾラで移動。

この角度でランドステーション見るの初めてなので新鮮でした😄

あっという間にシー到着。



新エリア、ファンタジースプリングスが来月オープンで盛り上がるパーク内。

ミラコ通りの柱にかかっているバナーもかわいい!💖

さて、アトラク巡り大好きな子供がいない大人だけのディズニー旅は、まったりショー観覧がメインです。


BBBはエントリーハズレたので二階自由席から。
実は今回「も」というべきか、全エントリーハズレまくりました。

そう、一日目BBB、二日目BBB、三日目マジミュ・クラビと四回全部ハズレ!

おまけにマジミュ自由席は開場と同時に案内終了😑
まじか…
たしかに、平日なのになんでこんなにと思うくらいパーク内は 大 混 雑 してたけどさ…
どれか一回くらい当たるやろと思うよね…(ノД`)シクシク

ま、BBBを自由席とはいえ二日連続で鑑賞できたことを素直に喜んでおくとしましょう😓

その後はレストラン櫻で早めの夕食、そして夜のハーバーショー、ビリーヴ!の場所取り。


今回はエクスプローラーズランディングから見ることにします。

夫が地蔵してくれるというので、私は空いている時間でタワテラへGO。


タワテラ名物、二面の石像。裏側は↓の奥に見えます。


ここはQラインのセンスが素晴らしいので、並んでいてもあまり苦になりません。



この日はQラインが短くて、最奥にまで行けなかったのが少し残念でした😝


このタマスの像まで来ると、まもなくアトラクションに乗れるので気分🆙



花火がガンガン上がったり、パーク内の池が文字通り火の海になったり、ビリーヴ!はとにかくド派手です🎇


ショーが終わったら閉園まであと一時間ちょっと。
観覧場所から歩いてすぐのところにトランジットスチーマーライン(ロストリバーデルタ行き)の乗り場があるので、乗ってみました。
↑ほぼ貸し切りの船内😄

ところが、着いてみればロストリバーデルタもひとけがない!
キャストさんに尋ねたところ、この時間になるとメディテレニアンハーバーやアメリカンウォーターフロント以外のエリアの飲食店はもう閉まっているとのことでした。
そりゃそうだよね…😐

というわけで、乗ってきたトランジットスチーマーラインにまた乗って戻るか迷いましたが、パーク内の夜散歩もオツだろうと、ぶらぶら歩いてゲートまで戻りました。


来たときは気づかなかったけど、ミラコ通りのウィンドーでは、ファンタジースプリングスオープンに向けた広告が動いてました✨️
さすがディズニー、芸が細かい✨️

ホテル行きシャトルバス乗り場に着いたら、すでにバスが到着していたので、飛び乗ってホテルへ🚌

こんな感じで一日目は終了です。
続きます!😊二日目に続く

2024年5月2日木曜日

紅蓮の禁呪144話「竜と龍・一」

 


 そのかすかな術圧を感じたとき、龍垓はわずかに頬を緩め、迦陵は眉を顰めた。


 黒帝宮の前庭、迷宮庭園。

 「庭園」とは名ばかりの廃墟である。

 植栽に水を供給するために引かれた水路は虚ろにひび割れ、立ち枯れた植物たちの枝や根がはびこり、庭園を飾る列柱や彫像を痛めつけている。

 今にも倒壊しそうな木々や柱から幾重にも垂れ下がる枯れた地衣類の影は、不気味な亡者の群れのようだ。

 しかし今、気の遠くなるほど永い時間放置されてきたその廃園の中で、往年の輝きを取り戻しつつある場所があった。


 庭園中央にある、円形広場。


 つややかな黒大理石を敷き詰めて造られたその場所は、同じ黒大理石の列柱に囲まれ、中央には直径十メートル程度の円形舞台が設けられている。

 床から舞台までは同心円状に段差の低い階段が二段。

 この円形広場周辺と、そこから宮殿までの通路だけは、地衣類や植物の根などが取り払われ、昔ながらの美しい床面が顔をのぞかせていた。

 舞台の上には床材と同じ黒大理石の円柱が、正方形を描くように四つとその対角線が交わる中央に一つ、建っている。

 大人の胴回りくらいの太さに、腰くらいの高さのその円柱には、他の列柱とは違い精緻な饕餮文が彫り込まれていて、彼らはそれらに瑕疵がないか確かめて回っていた。


 彼らが術圧を感じたのは、そのときのことだった。


 それは遠くで投げ入れられた小石が水面に起こした波紋のように微かなものだったが、彼らはその術圧が雷迎術のものであることを即座に感じ取った。


「主上……」


 迦陵が苦々しい気持ちで言いかける。

 が、龍垓はそれを皆まで聞く前に遮った。


「儀式の日延べはせぬ」


 そのきっぱりした口調に、迦陵は眉間のしわを深めたが、何も言わなかった。

 闇が最も深く、黒珠の力が高まる冬の新月。

 これを逃せば禁術の起動が難しいことは、迦陵もよく知るところだからである。


 しかし、と迦陵は思う。


 たった今雷迎術を発動させたのは、おそらくあの竜介という碧珠の若者であろう。

 彼が龍垓と同じ顕化の持ち主であることを、迦陵たちは日可理の記憶のおかげで知っている。


 そして、今の術圧が彼ら黒珠のもとにも届くであろうことは、碧珠の者たちも承知しているはずだと迦陵は思っていた。

 つまり、これは彼らからの事実上の宣戦布告なのだ、と。

 新月の夜、彼らがこの黒帝宮へ来るつもりであることは間違いない。

 もとより喜んで相手になるつもりではある。

 ただ一つ、懸念があるとすれば、自分が「影」になってしまった場合、再び受肉するまで龍垓を一人にしてしまうことだけが心苦しい。


「そう案ずるな」


 不機嫌に黙り込む部下をどう思ったか、饕餮文の確認を終えた龍垓は迦陵を振り返ると、再び口を開いた。

「向こうから封滅の術を受けに来るのだ、引導くらい渡してやろうではないか」

 黒珠の王は自分のそばに寄り添うもう一つの人影に一瞥を送り、そう言ってほくそ笑む。

 迦陵はもはや何も反駁せず、

「御意」

 とただ一言返して頭を垂れた。


 封滅を受ける前、己が何者であったかという個人としての記憶など、とうにない。

 残っているのは主への忠義のみ。

 その思いが己の姿を人として保てている所以だとすれば――

 ならば、その忠義を全うすることの他に、進む道があろうか。


 宮殿内へ戻った彼らを、黒い長衣を着てフードを目深にかぶった「影」が出迎えた。

 フードの奥の闇に、白木の仮面が浮かんで見える。

 迦陵たちが「雑色(ぞうしき)」と呼んで使っている者たちである。

 雑足の長衣の中身は半実体の「影」だが、仮面の額に刻まれた呪符が、不安定な半実体である彼らに仮の実体を与えている。

 個々の記憶や性格などは失われているため、ただ言われたことを言われた通りにこなすだけの存在だ。

 それでも頭数が多ければそれなりに役に立つ。

 龍垓たちを出迎えた雑足は、風が吹き抜けるような音で言葉をつむぎ、伺候者の受肉が完了したことを告げた。


「間に合ったな」


 満足げにうなずく主を、迦陵は複雑な思いで見ていた。

 封滅の儀を他日とする理由はもうない。

 新月は、明日に迫っている。

 再び闇に沈むか、それとも勝利を手にして呪われた楽園を築くか。


 いずれにしても、明日、すべてが終わるのだ。


 ***


 新月当日、朝。

 竜介たち紺野家の三兄弟と泰蔵・玄蔵親子、白鷺家の姉弟、そして黄根老人の八人は、紺野家から最寄りのヘリポートに集まっていた。

 当初の計画では、ここから東京のわだつみホールディングス本社ビルまで白鷺家のVTOL機で一直線の予定だった。

 ところが、新月が近くなるにつれ、東京の気候はどんどん不安定になり、連日零下二十度を下回る極寒と、断続的に襲ってくる激しい雪雷による停電とで、あらゆる航空機に飛行許可が降りなくなっていた。

 本社ビルの屋上ヘリポートには融雪器もあるが、停電ではおそらく機能していないだろう。

 何より、ヘリコプターなどの垂直離着陸機は、雪上着陸ができない。

 ローターの風が巻き上げた雪で視界がホワイトアウトすれば、墜落の危険があるからだ。

 青梅市まではかろうじて飛行許可が降りたのでVTOLを使えるが、そこからは陸路ということになった。

 新月を迎えるのは夕方六時四十三分。

 黒珠がその時刻に封滅の儀式を始めることは、日可理が迦陵と共有した記憶からの情報なので、間違いない。

 それまでに彼らは本社ビルにたどり着いていなければならない。

 青梅市の民間ヘリポートはきれいに除雪されていて、虎光が操縦するVTOL機は無事着陸することができた。

 さらにそこから先の道路も、消防庁の除雪車が特別に先導してくれる手筈になっていた。

 通常なら本社ビルがある新宿までは、一般道を通ったとしても二時間もあれば余裕で着ける距離である。

 しかし、除雪車は作業中、一般車両と同じ速度では走れない。

 それに、竜介たちが乗る十人乗りワゴン車も、念のためチェーンを巻いているため、いつも通りの速度を出すのは危険だ。

 そんな理由から、通常の倍以上の時間をかけてのドライブとなったわけだが、これは彼らにとって、久しぶりにじっくりと東京の街並みを眺める機会ともなった。


 まだ日暮れ前だというのに、空にかかった分厚い雲のせいで薄暗い街並みには灯る明かりもない。

 沈黙している街灯や信号機からぶら下がるつららが、まるでうなだれているようだった。

 切れた送電線があちこちで地面に垂れ下がっているが、これも火花が散っていたりすることなく、ただ静かに凍っている。

 安全のため送電をやめているのか、それとも変電所自体がこの寒さで支障をきたしているのかは、わからない。


 あらゆるものが雪と氷に閉ざされた廃墟。


 それが、彼らが久しぶりに見た東京の姿だった。



*筆者注:挿絵はAIによるもので、実在の建物とは関係ありません

2024年3月23日土曜日

春ディズニー2024・三日目

 楽しい旅行ですが、最終日となりました。

おまけに雨模様☔

この日はマジミュもクラビも一回目公演が午後1時以降。

で、エントリーしてみましたが…

結果、 全 滅 (# ゚Д゚)💢

春休みで混雑してるし土曜日だし、というのはわかりますが、それでも今回、三日間の旅行で エ ン ト リー 全 滅 て…💢

さすがにちょっとブチ切れそう(#^ω^)💢

ま、ブチ切れても一度外れたエントリーがアタリに変わるわけはないので、泣いて諦めるしかありません…

そして泣いている時間があれば少しでも楽しむべきなのがパークです。(`・ω・´)シャキーン

それに、クラビはともかく、マジミュは自由席がある!(о´∀`о)

(あとでその油断が悲しい結果になるんですが、それはさておき)

とりあえず気を取り直して、ランドバンド鑑賞。

その後、待ち時間25分のスター・ツアーズへ。

スター・ツアーズは久しぶりだったので、とても楽しかったです(о´∀`о)

トゥーンタウンへ移動して、この旅行では2回目のロジャーラビットのカートゥーンスピンを楽しんだら、時間はもうそろそろお昼。

マジミュ一回目公演の自由席を取るため、フォレストシアターへ。

ところが。ところがですよ、自由席のQラインが見当たらない…😰

なんと、一回目公演の自由席はすでに満席でラインカットされていたのでした…😱

開演までまだ一時間くらいあったと思うのですが、マジミュ人気恐るべし😩

仕方ないので小雨が降る中、ハモカラの地蔵開始。

もしかしたら中止かも?という不安の中、パレード開始の放送が!ヽ(=´▽`=)ノ💖

ダンサーさん全員、レインコート姿。

ラプンツェルもレインコート!カワ(・∀・)イイ!!💞

数年前のパレードだと、雨の日はレインコートのミキミニを見ることができたのですが、今は濡れても大丈夫なんですね。

ちょっと残念…?😅

パレード中にだんだん雨脚が強まって、レジャーシートや荷物が少し濡れてしまったのですが、それでもパレードを見ることができてよかったです!(≧∀≦)✨️

パレードが終わったら、夫と子供をパークに残し、私は一足お先に帰宅するため退園しました。

末尾になりましたが、パークキャストの皆様、ホテルスタッフの皆様、ありがとうございました。🙏

JR職員の皆様も、お世話になりました。皆様のおかげで、快適に旅を終えることができました。🙏

また次回の旅行でも、よろしくお願いします😊🙏

二日目にもどる

2024年3月22日金曜日

春ディズニー2024・二日目

ディズニー旅行二日目。富士山を見ながら朝ご飯です🍴😋

パーク到着は朝10時くらい。40周年プライオリティ・パスはすでに残り少なくなっていましたが、ニモのシーライダーのパスを取ることができましたヽ(=´▽`=)ノ

ということで、とりあえずエレクトリックレールウェイでポートディスカバリーへ。

この日はご覧の通り、一日びっくりするような快晴!でした。

この上天気があともう一日、続いてくれたらよかったんですけどねえ…😑

ま、それはさておき、シーライダーのパスが使えるようになるまで時間があったので、アクアトピアで遊んで、それからシーライダーへ。

シーライダーのあとは子供のリクエストでアラビアンコーストへ徒歩移動。

その途中、晴れたロストリバーデルタの風景があまりにも美しかったので連写したら、グーグル先生がパノラマにしてくれました(≧∀≦)


↑ぜひクリックして大画面でごらんください!😄

フライングカーペットのお隣、シンドバッドは休止中でした。

ジャスミンのフライングカーペットのあとは、前回同様、カスバ・フードコートでちょっと休憩。

その後、キャラバンカルーセル→マーメイドラグーンのワールプール→アメリカンウォーターフロントに戻ってBBB鑑賞、というコースでした。

ちなみにBBBのエントリーはハズレました…😒

しかし!自由席のおかげで無事鑑賞できました!ありがとう、自由席ヽ(=´▽`=)ノ💖

実はキャラバンカルーセルのあと、夫はBBB、子供はワールプールと行きたい場所が分かれたので、私は子供に付き合ってワールプールへ行ったのですが、ワールプールに乗り終わったところで夫から「まだ自由席空いてるよ」という連絡があったので、急遽アメフロに戻り、なんと開演20分前という時間にもかかわらず、自由席で鑑賞することができたのでした!😊

BBBのあとはちょうどハーバーショー「レッツ・セレブレイト・ウィズ・カラー」が始まる時間だったので、ミッキー広場のそばで立ち見。


鼻と鼻をくっつける仲良しミキミニ😄


予約した夕食の時間までカフェ・ポルトフィーノで休憩。

ケーキセットをいただきました(゚д゚)ウマー

夕食はいつものレストラン櫻。

予約は午後4時40分という夕食には早い時間なので、いつもならほとんど待たずに席に案内してもらえるのですが、今回はなんと満席、ウェイティングスペースもいっぱいで、しばらく待たねばなりませんでした。

こういう日もあるのね…😕

夕食後はビリーヴ!の場所取り…ではなく、今回は子どものリクエストで、久しぶりにソアリンに乗ることになりました。

ちなみにこのときの待ち時間、160分😭

待っているあいだにビリーヴ!が始まり、そちらもチラ見しつつ、ひたすらQラインを進みます。

待っているあいだに見つけた隠れミッキー↑😆

久々のソアリンはやはり感動的でした(≧∀≦)✨️

ソアリンに乗り終わったら閉園10分前だったので、この日はここまで。シャトルバスでホテルへ帰還いたしました🚌

三日目に続きます!

2024年3月21日木曜日

春ディズニー2024・一日目

 12月に行ったばっかりやん!

というツッコミが聞こえてきそうですが、またもや行ってまいりました。そう、ディズニーです。

写真は車窓から見えた富士山。

今回は前回のような大きなトラブルはありませんでしたが、春休みということで新幹線は満席、自由席からあふれた人が我が家の取った指定席に座ってたというちょっとしたことはありました…ま、混雑する季節の新幹線あるあるですが😩

とにもかくにも、予定通りの時間にパークに到着、時刻は午後2時を少し過ぎたところ。

昼のパレード、「ハーモニーインカラー」(ハモカラ)を立ち見で見られる!?…と、思いきや。

パレードは風キャンでした…😭

天気予報アプリで強風注意報や雷注意報が出ていたので、なんとなく予想はしていたんですが、やっぱりダメでしたね(;´∀`)

屋内ショーは、マジミュは時間がレストランの予約時間にまるかぶりであきらめ、クラビは全員エントリーハズレ、自由席は今年2月5日から設けていないとのことでこれもあきらめました。

人生、こういう日もあるさ…(ノД`)シクシク

とりあえず、レストランの時間までアトラクションめぐりのため、ファンタジーランドへ。

あ、時間が時間なので40周年プライオリティ・パスは全滅でした☆

子どものリクエストでアリスのティーカップ…は、子ども一人だけで乗って、三半規管の弱い年寄り二人はそばのベンチで待機。

続いてキャッスルカルーセルのあとはスモワーと行きたかったのですが、激混みだったのでエレパ後に行くことにして、久しぶりにアドベンチャーランドのウェスタンリバー鉄道へ。


続けてすぐそばのジャングルクルーズにも乗りたかったのですが、待ち時間が40分以上!

レストランの予約に間に合わなくなると思ったので、じゃあカリブの海賊ならどうだろうと思ったのですが、こちらも35分。

ギリギリで微妙~な時間でしたが、夫がアトラクには入らずレストランに先に行っておいてくれると言うので、お言葉に甘えることにしました(о´∀`о)

でも、あとでよく考えたら、お隣のウェスタンランド内にあるマークトウェイン号だったら、待ち時間もそんななくて全員で乗れたよね~と気がついて、ちょっと反省…

まだまだ修行?が足りませぬ😞

しかしまあ思いの外キューラインの進みが早くて、レストランの予約時間とほぼ同時に入店でき、夫をあまり待たせずにテーブルに案内してもらえたのはよかったです(о´∀`о)

そのレストランはもちろん、クリスタルパレス・レストラン!

お腹いっぱいでもついたくさん取ってしまうデザート(;´∀`)

だってどれもかわいくて美味しそうなんだよ~!😆

夕食が終わったら、ぱつんぱつんのお腹を抱えてエレパの場所取りです。

昼のパレードが風キャンだったので、エレパもひょっとしたら…と思っていたのですが、強風注意報が解除になったおかげか、無事パレードを見ることができましたヽ(=´▽`=)ノ

汽車の蒸気で霞むミニーちゃん😂

シンデレラフロートは、個人的には以前の、魔法の呪文でドレスの色が変わるやつのほうがロマンチックで好きだったなぁ😓

12月ほどではないにしても、寒い夜でした。

エレパ後の我が家の定番コースはたいていフィルハー→ハニハン→モンスターズ・インクなのですが、今回はハニハンがあいにく休止中だったのでフィルハー→スモワ→モンインというコースにしました。

昼間はダダ混みだったスモワも、夜ともなれば楽勝(๑•̀ㅂ•́)و✧

ま、モンインのほうはそんな楽勝とまでは行きませんでしたが、それでもラインカットに間に合ったのは僥倖といえるでしょう(≧∀≦)

モンインを楽しんだ後は、もう閉園時間。

急いでワールドコンフェクショナリーでお土産を買ったら、一路ホテルへ。

一日目、終了😌

二日目に続きます!

2024年3月19日火曜日

紅蓮の禁呪143話「凍える世界で・十」

 

「それはありがたいけど、移動の時間がかかりすぎないか?」


 竜介が言った。

 日可理たちが今滞在している滋賀県のホテルからは、高速を飛ばしても片道三時間。

 一日で調整がうまくいくとは限らないのに、時間のロスが大きすぎる。


 しかし、術の調整について、彼女以上の助言者は望めないから、悩ましいところではある。


 すると、日可理はこともなげにこう答えた。


「わたくしが直接そちらへうかがうわけではございませんよ?」



 会合から三日目の早朝。

 日可理と約束した時間に竜介が結界石の広場に着くと、淡い水色のメイド服を着た少女がふわりとどこからともなく姿を現した。

 日可理の式鬼、朝顔である。


「おはようございます、竜介様」


 朝顔は雛人形のような白い顔にあるかなきかの笑みを浮かべると、日可理の声で言った。


 日可理は式鬼を媒体としてこの場に「来た」のだった。

 これなら移動時間はかからない。

 それに、実物の日可理と二人きりになることについて、いまだ多少なりとも心理的抵抗がある竜介にも、これは願ったりだった。


 時間が惜しい彼らは、すぐに術の調整に入った。

 竜介が二日前に術の起動に使ったのと同じ法円――龍垓の記憶と同じもの――を、自分の足元の地面に出すと、朝顔は早速その上にかがみ込み、法円を覗き込むようにして調整を始めた。


 彼らが術に使う法円は、中心の円を囲んで四つの小円が前後左右に配置され、それをさらに大きな円が囲んでいて、小円と小円の間を複雑な幾何学模様が埋めている、というのが基本的の形だ。

 幾何学模様は術によって異なっているが、雷迎術の場合は、他にも内部の小円のラインが二重になっていたり、一番外側の円のさらに外縁も幾何学模様がとり囲んでいるという違いがあった。


 これら小円のうち、術者に対して前後に並ぶ二つが力の収束と放出を制御する、いわば術の発動に最も重要な部分で、たいていの術はここを正しく調整しさえすれば、失敗することはない。

 だから、竜介も日可理も、前回の失敗の理由は、龍垓の法円をそのまま使ったがために、自分で制御できる以上の気を集めてしまったか、あるいは力の収束と発動の微妙なバランスが崩れたのだろう、ということで同意していた。


 朝顔が小円のどれかに触れるたび、法円のすべての幾何学模様が形を変えていく。


 やがて調整が終わったのか、朝顔は立ち上がって法円から距離を取ると、仕上がりを確かめるように眺めてから竜介に言った。


「では、術を立ち上げてみてください」


 竜介はうなずき、全身の気を高めた。

 彼を取り巻く青い光輝がまばゆいほどになるにつれ、逆に空はにわかに分厚い雲がわきあがって暗くなっていく。

 彼の周囲で、金色の稲妻が弾け躍る。

 周囲の木々は風もなくざわめき、驚いて飛び去る鳥の声や羽ばたきが騒がしい。

 重苦しさを増す術圧の中、竜介の視界の端では法円の周囲の小石が重力を失い、浮き上がるのが見えた。

 そのとき、くるくると形を変えていた法円の模様がぴたりと停止し、一際強く輝いた。

 一昨日はこの直後、法円に収束した超自然の力が一気に体内を駆け抜け、凄まじい衝撃と落雷で危うく大火傷を負うところだった。

 日可理の腕前を信じないわけではないが、それでも竜介は衝撃に備えて思わず身構えた。


 ところが。


 衝撃はなかった。

 それどころか、次の瞬間、法円の輝きは気が抜けたように弱くなり、術圧も消えてしまったのである。


 調整した法円では、術は起動しなかった。

 一昨日のように寝込んだりするよりはいい。

 が、逆を言えば、調整前の設定がある意味、「正しかった」ということだ。

 少なくとも、術を発動できたのだから。


 前後二つの小円だけでなく左右のものまでとなると、とたんにやることが複雑になるようで、その後、法円の調整は難航した。

 朝顔の、基、日可理の説明によると、術の威力に直接関わる前後の小円に対し、左右の小円は術を発動させる時間と空間を指定するためのものらしい。


 中の小円がすべて二重という法円は、白鷺家に伝わる古文書で見たことはあるが、実際に扱うのは初めてだ、と日可理は正直に言った。


 普通の法円とどう違うのかと竜介が尋ねると、

「より高次のエネルギーにアクセスできるので、術の威力が大幅に変わってきます」

 と、朝顔が日可理の声で答える。

「より高次のエネルギー?」

 おうむ返しに尋ねると、彼女は言った。


「御珠の力そのものということです」


 一般的な術は術者本人の持つ霊力や、天地に満ちる「気」の力を借りるが、雷迎術の法円はさらに術者の霊力の源たる御珠そのものにアクセスし、その力を利用できる、ということらしい。

 その代わり、法円の調整が間違っていれば、命取りになりかねない。

 日可理の説明を聞いて、竜介はぞっとした。

 一昨日、大した調整もせずに初見で起動して火傷と過労程度で済んだ自分は、とてつもなく幸運だったのだ。


 この日は午前にもう一回、午後にも一回と、合計三回、術の起動を試みてみたが、結局一度も術を発動させることはできなかった。

 三度目の失敗の後、朝顔が言った。


「申し訳ございません、本日はこれまでとしたいのですが、よろしゅうございますか?本宅の文書に今一度、当たってみたいのです」


 式鬼は基本的に無表情だが、日可理の声の調子から察するに、焦りと落胆が増しているようだ。

 竜介も疲労を感じていたので、彼女の申し出を快諾した。

「今日はありがとう。手間をかけさせてすまない」

 朝顔はゆっくり頭を振った。

「わたくしは当然のことをしているだけです。むしろ、汚名を雪ぐ機会をいただけて、わたくしこそお礼を申し上げます」

 ではまた明日、と言葉を残し、式鬼はその場の景色に溶け込むようにして姿を消した。



 冬の日暮れは早い。

 そして、木々が茂る山の日暮れはさらに早く、竜介が寺に戻る頃には空はまだ明るいものの、足元はすでに薄暗くなりつつあった。

 よほど憔悴が顔に出ていたのだろう、泰蔵・玄蔵親子が気を遣って、熱い風呂と少し早い夕食を用意してくれた。

 そのおかげで、落ち込んだ気分は一旦、多少上向いたけれど、未明から降り出した雨に再び彼の気持ちを空模様と同じく曇らせることとなった。


 日可理に今日の法円の調整は中止にする旨、電話をいれると、彼女も少し疲れた声で残念だと言った。

「わたくしは引き続き、書物に当たります」


 竜介も、何もしないよりはましだろうと思い、泰蔵、玄蔵の手を借りて寺の書庫から紺野家に伝わる文書を持ち出し、雷迎術に関する記述がないか調べてみることにした。


 最初は彼一人で書庫にこもるつもりだったのだが、薄暗い裸電球の明かりしかないのはまだしも、底冷えのする書庫で暖房器具を使うための電源がないのがつらくて諦めたのである。


 冷たい無情の雨はその日の夜までに雪に変わった。

 東京上空に停滞している寒波が、どうやらもうここまで来たらしい。

 そのことがさらに竜介たちの気持ちを焦らせる。


 だが、さらに翌日、新月まで残りあと二日となったところで、転機は訪れた。


※挿絵はAIイラストです。Bing Image Creatorにて生成しました。

2024年2月11日日曜日

紅蓮の禁呪142話「凍える世界で・九」

 

 夢を見た。
 紅子の夢だ。
 夜で、月が出ていた。
 紺野家の庭で、二人して夜空を見ている。

 二人で月を見上げた、あの夜のように。

 あの日と違うのは、二人とも、何も話さなかったことだ。
 竜介が隣にいる紅子に視線を遷すと、彼女もこちらを見た。
 彼女はたしかにそこにいる。
 よかった。
 竜介は胸に安堵が広がるのを感じた。

 どうして失ってしまったなどと思ったのだろう。
 彼女はここにいるじゃないか――

 彼の安堵を察したように、紅子は微笑む。
 言葉など要らない――そんな気がした。
 白い月の光に浮かぶ彼女の輪郭には、確固とした陰影があり、それは重量を持つ実体のはずだった。

 だが――

 紅子の存在を確かめるように伸ばした彼の指先が、柔らかな頬に触れようとした、その瞬間。
 彼女の姿は、文字通り霧散した。

 目を覚ますと、見慣れた自室の天井が滲んで見えた。
 夢を見て泣くなんて、いつぶりだろうか。
 彼は寝間着の袖でしずくを拭うと、苦笑しながら起き上がった。

 夢が甘ければ甘いほど、現実が苦い。

 泰蔵の寺で黄根老や日可理たち姉弟と会ってから、すでに一週間近くが経とうとしていた。
 明日は新月。
 黒帝宮に向かう、運命の日が眼の前に迫っている。



 顕化を持つ者が使えるという究極の秘術、「雷迎」。
 それを龍垓と同じように使えるようになれ、と一週間前、黄根は竜介に厳命した。
 日可理から共有された龍垓の記憶をなぞれば、理屈の上では、竜介も難なく雷迎を使えるはずだ。
 ところが、黄根の言葉に難色を示した人物が、その場に一人だけいた。
 日可理である。

「雷迎については、龍垓でさえ、一生に何度も使うべきではないと考えています。それほど負荷が大きい術を、なるべくならわたくしは竜介様に使っていただきたくありません」
 それに、と彼女は言った。
「それに、まだ封印から目覚めたばかりの今の彼が使うとは、わたくしには思えないのです」
 伺候者に実体を与えるために黒珠の力を使っている今、龍垓は確かに、自分の力の回復を後回しにしている。
 竜介は龍垓の全身から発する底冷えのするような力の気配を思い出し、あれでまだ未回復なら、完全に回復した彼はどれほどの強さなのかと、今更ながら暗澹とした気分になった。
 一方、朋徳は日可理の反論を苦い顔で否定した。

「わたしは見たのだ」

 儀式のとき、龍垓が雷迎を使うところを、「見た」のだ。


 会合の明くる日、竜介は早朝から、例の結界石がある広場へ来ていた。
 日可理は否定的だったが、黄根が「見た」と言う以上、最悪の事態に備えて、龍垓と同等ではないにしても、雷迎術を起動できるようなっておくに越したことはない。
 龍垓の記憶から鑑みるに、雷迎は名前の通り、かなり爆発的な稲妻を発する術らしい。
 そんな危険な術を試すには、人家から離れたこの場所はうってつけだ。

 紺野家に伝わる文書にある、顕化を持つ者だけが使えるという伝説の術、それはおそらく雷迎のことで間違いないだろう。
 文書のほうには、龍に化身して空を飛ぶことができた、などという表現があるが、天地の気を自分の身に集中させるという術の過程で、その集中した気の流れが天地を結ぶ光の柱となるため、それが龍に見えたのかもしれない。
 空を飛ぶ云々は単なる誇張としか思えないが。

 ところで、賢明なる読者諸氏はすでにお気づきと思うが、彼らが扱う術には、法円――いわゆる「魔法陣」のようなもの――を必要とする術と、不要の術とがある。

 竜介が使う雷撃、鷹彦が使う「かまいたち」――風撃、などなどは法円を必要としない。
 一方、朋徳が竜介を紅子の意識界に送ったときの術などは法円を要する。
 法円は術の発動において気の流れや力の収束、効果の大きさを調整するパラメータの役割を果たすものだ。

 ちなみに白鷺家の姉弟が使う呪符は、いわば術のプリセットで、法円を必要とする複雑な術であっても速やかな発動が可能になる。

 雷迎術がどちらに属するかというと、法円を必要とする術、それもかなり複雑な調整を必要とする術だった。

 そしてその術を試してみた結果だが、結論からいえば術は失敗し、その上、彼はその後ほぼまる一日寝込むことになってしまった。

 あの龍垓が一生に何度も使うべきではないと考えるほどの術である。
 身体にかかる負荷を少なくするため、竜介も慎重に慎重を重ねて術を起動したつもり、だったのだが――

 術のパラメータを調整しようにも、なにぶん龍垓の記憶しか参考になるものがない。
 同じ顕化を持つ者とはいえ、むこうは人の姿をした異形である。
 その異形の者が自分用に組んだパラメータを、人間である自分にほとんどそのまま適用したのだから、術が失敗するのは当たり前といえばその通りで、むしろ死ななかっただけ幸いというべきなのかもしれなかった。

 文字通り這うようにして泰蔵の寺に戻り、玄関先で慌てふためく師を見たと思ったら、そのまま意識を失ってしまった。
 気がついたときには翌日の日暮れ、寝間着姿で客間の布団に寝かされていたというわけだ。

 前日着ていた服がどうなったかというと、見るも無惨に焼け焦げていて、とくにコートはポケットに入れていた携帯電話が燃えたらしく、大きな穴が空いていた。
 もし薄着の季節だったなら、ひどい火傷を負っていたかもしれず、怪我がないのが奇跡といえた。
 寝込んだ理由も単なる過労だったようで、次の日には問題なく起き上がって動けるようになった。

 しかしながら、時間が潤沢にあるわけでもないこの期に及んで、一日のロスは痛い。

 ようやく起き上がれるようになって彼が最初にしたのは、白鷺家の二人に電話で雷迎術を発動する呪符を作れないか相談することだった。
 つまり、竜介用にカスタマイズされたパラメータを設定した呪符ということだが、日可理は電話口で、申し訳なさそうに言った。

「調整する時間が、どう考えても足りません」

 雷迎術ほどの複雑で危険な術を、自分ではない誰かのために一から微調整して呪符に落とし込んでいくには、あと数日では無理だという返事だった。
 しかし、意気消沈する竜介を気の毒に思ったのか、彼女はこう付け加えた。

 具体的に法円を調整する手伝いなら、できるかもしれない、と。

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