香道体験に行って来ました。
「先生」役の店員さんにきいたら、撮影はご遠慮下さい、ということで、体験中の写真はありません。
ぐすり(泣)
というわけで、写真はいただいた説明書と、私が書いた答案(?記紙と呼ぶそうです)のみです。
私が体験したのは、「三種香」と呼ばれるもので、要するに「香り当てゲーム」。
6種類の香木を9つの小さな包みに分けてトランプを切るようにして混ぜ、そこから「先生」が3包取り出して焚いた香りをそれぞれ当てるというもので、包みに書かれた答えを見ないと、「先生」もどれがどの香木かわからないようになってます。
お香を焚く香炉が、湯のみ(というか、そばちょこ?)くらいの大きさで、可愛い!
香炉には火の付いた炭が入っていて、その上に、炭が見えないように灰がかぶせてあります。
香炉を持つとあったかい。そしてけっこう重いです。
香を「聞く」ときのお作法も教えていただきましたが、流派によっていろいろあるそうなので、ここには詳しく書きません。
でも、ちょっと茶道に似てるかも。
さて、3包とも香を聞き終わったら、記紙に名前と答えを書きます。
答え方は、香木の名前をずばり当てるのではなく、3つの香りが全部同じか、それともどれか一つ違うか、というように、組み合わせを答えるようになってます。
ちなみに、私は、最初の香りが甘く、次がちょっと渋く、最後が甘ずっぱく感じました。
最初と最後も、違う……ような?
でもとてもよく似ていたので、答えは「孤峰の雪」。
さて、答案を「先生」に提出したら、みんなで答え合わせ。
正解は、なんと、3包とも違う、「緑樹の林」でした!
香木の香りの違いって、本当にかすかなんですね~……
自分の直感を、もっと信じるべきでした。うーむ、ちょっと悔しいかもよ。
残念ながら正解ではありませんでしたが、静寂の中、お香の香りに全神経を集中させて、そのかすかな違いを「聞く」というのは、たいへん贅沢で貴重な体験でした。
というわけで、秋くらいにまた行くかもです!
2017年5月9日火曜日
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