いつものトイペがスーパー店頭に復活し初めてちょっとうれしい今日このごろ、皆様いかがお過ごしでしょうか。
それにしても不織布マスクと消毒アルコールが一向に復活しないのが気になりますね。
そんなわけで今のとこ自分用だけですが、布マスクを鋭意製作中です。
なぜ自分だけかというとですね、不織布マスクの家庭内在庫があるにはあるのですよ。
しかし、やはり防御力が高いものは外で働く夫用に残しておくべきかなと。在庫が尽きたらどうするかまた考えるとして。
ちなみに子供は学校が休みで基本引きこもり(本人は「ずっとこのままでも問題ない」と言っているけど、勉強どうすんだ)だからマスクほぼ不要。
で、残る私はスーパーまで買い出しに行く必要があるものの、たかだか1時間かそこらの外出のために貴重な不織布マスクを使うのはナンセンスだし、防御力はRPGで言えば革の防具並みでもないよりましということで布マスク製作を思い立ったというわけです。
聞くところによればミシンがバカ売れしているそうで、私が先日行った手芸店では白と生成りのシャッペスパン(ミシン糸)が品切れしていて、ちょっとボーゼンとなりました。
みんな必死なのね…
さて作るとなったとき、悩んだのがデザイン。
みんなどんなの作ってるんだろうと調べてみたところ、以下の3種類が主な世間の流行らしいことがわかりました。
1、型紙不要のプリーツマスク。フィット感アップのため鼻ワイヤー入り
2、鼻ワイヤー不要の立体裁断
3、防御力アップのためフィルター用ポケットつき
まず1か2かで言えば、断然簡単で作りやすくて布も無駄なく使えるプリーツタイプを私は採用。
しかし、鼻ワイヤーのために未使用の使い捨てマスクを犠牲にするのはもったいない。かといって使用済みはウイルス汚染の危険があるし。
というわけで、私は家にあったラッピング用モールを鼻ワイヤーとして使ってみました。
が。
結果→柔らかすぎる…orz
市販マスクの鼻ワイヤーが痛い私には、自分用だからまあいいかという感じ(^_^;)
これなら、布はちょっともったいない使い方になるけど、ワイヤーを入れる手間が省ける分立体裁断のほうがいいかも?と思いました。
そして一番悩んだのが3。
フィルターポケットって意味あんの???と思って本当にいろいろいろいろ調べたよ!
水溜りボンドのフィルター比較動画も見たよ!
私の結論:「気休め程度っていうか、意味ない」
【理由その1】
現状としてウイルス対策になりうるような3.0マイクロメートル以下の高密度不織布フィルターが入手不可能。
わざわざ不織布マスクから取り出して布マスクに入れて使っている人も見かけますが、一度使ったフィルターはウイルス汚染の危険があるから再利用不可。不織布マスクのまま使うほうが効果的。
【理由その2】
代用フィルターとしてネットで人気のキッチンペーパーやティッシュペーパーなどなどは、ウイルスを含んだ飛沫(5.0マイクロメートル前後)を防ぐことは不可能。なので、そういった代用フィルターを入れたところで、防御力は布だけのときと変わらない。
ティッシュを代用フィルターとして効果的とする理由として、ネットで
「ティッシュは昔、ドイツ軍でガスマスクのフィルターとして使われていた」
という歴史を持ち出す人たちを見かけましたが、
それって第一次大戦のときの話だよね…orz
昔ティッシュが使われていたのは、技術力がその程度だったからですよ。
その程度のザルみたいなフィルターつけたガスマスクで戦地に送り出されていた末端兵士に対する憐憫や、兵士の人権軽視しまくりの当時の政府に義憤を感じこそすれ、どこをどうすりゃ「それなら代用フィルターとして使えるね!」という文脈になるのか。
理解不能。
とはいえ、未曾有の事態で情報が錯綜している今、みんな混乱しているんだな〜ということはわかりました。
フェイク情報も多いけど、それでもネットがあってよかったよね。少なくとも、自分の持っている情報の確実性を自分で調べられるからね。
本当、これからの時代、情報リテラシーは必須だよと思ったことでした。
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