日本初公開が1983年、ずーっと見たいな〜と思い続けて38年…38年!?
えっ、もうそんな!?Σ(゚Д゚)
アマプラで課金してやっと見ましたよ。劇場公開当時なんで見なかったかって?田舎だったからさ…。劇場でかかってなかったのさ…(´ー`)フッ
それにしてもレンタルにもなくなった大昔の映画が検索一発、家で見られるなんていい時代になりましたね。ありがとうインターネット。
映画のレビューサイトなんかでは「子供向け」「ただの人形劇」という身も蓋もない感想が散見されて課金するかどうか迷ったりしましたが、課金といっても数百円、見ずに後悔するより見て後悔しようと思って見てみましたが、見てよかったです!
お話の舞台は、3つの太陽が空に輝き、スケクシス族というハゲタカとカラスを足して2で割ったみたいな残忍な一族が支配する世界。
スケクシスには「ゲルフリン族がスケクシスを滅ぼす」という予言があって、その予言のせいでゲルフリンは過去(映像から推測するに10年くらい前)にスケクシスによって皆殺しの憂き目に遭いますが、ミスティック族によって命を救われたゲルフリンのジェンという少年が、自分を育ててくれたミスティックの長老の遺言に従い、世界を救うために旅立つ…というお話です。
ストーリーの色々ツッコミどこ:
ミスティックの長老は「オウグラが持っているダーククリスタルのかけらで世界を救うのだ〜」とだけ言って死ぬ。(えっ、もっと具体的に言ってあげて?)
ダーククリスタルのかけらを持っているせいで居場所がバレてしまい、キーラ(原作小説ではキアラ)の育った村を焼かれてしまったジェンは「もういやだ!」と言ってクリスタルのかけらを投げ捨てるが、迷い込んだゲルフリンの遺跡であっさりかけらが見つかる。(まあ映画には尺ってものがあるからね)
クリスタルのかけらをどう使えばいいのか、ジェンはわりとギリギリまで気づかない。(ストーリー知ってるとイライラさせられる)
などなど。
しかし!この映画のキモは、どっちかというと、話よりも映像!
アマプラなどに上がっているのはHDリマスター版なので、公開当時よりきれいな映像で鑑賞できてある意味ラッキーかも。
1980年代、すでにこんなすごいアニマトロニクス技術があったのかー!Σ(゚Д゚)と、私が感嘆したポイント:
★どのキャラクターも動きがとてもなめらか。
★ロケハン+人間のスタントによる映像と、スタジオ+人形による映像との切り替えに違和感があまりない。
★背景が書き割りではない。遺跡、宮殿、キーラが育ったポドリング族の村、オウグラの家、すべて細部までデザインされ、立体化して撮影されている。すごい。
★架空の自然風景が素晴らしい。劇中に出てくるあらゆる生物のデザインに魂がこもっている感じ。そしてどれもちゃんと動いている!まさに「神は細部に宿る」。
私は公開当時、見に行けないので原作小説を読んだ(実は今も手元にあります)ので、ストーリーは知っていましたが、あんなに映像が素晴らしいとは、思っても見ませんでした。
いや〜、まさに百聞は一見にしかず。痛感いたしました。レンタル期間が切れる前に、もう一度見たいと思います!
ところで、このブログを書く前にダーククリスタルで検索をかけてみたら、ななんと、2019年にリメイクされて、ネトフリで独占配信されてたんですね!
https://www.youtube.com/watch?v=NiRiu1TFp8Q
めっちゃ見てみたい(・ω・)
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